非ITエンジニアの私ですが、G検定(2021#2)に合格しました。
はじめに
非ITエンジニアの私ですが、昨年の12月に畑違いの部署からDX部門に異動してから、5つ目のIT系資格としてG検定を取得することができました。
G検定のご紹介含め、どう勉強してどんなテストだったかを書いてみたいと思います。
G検定とは?
G検定とは、公式名はジェネラリスト検定らしく、一般財団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施している“ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを確認するための試験”です。2017年12月に第1回目が実施され、かなり新しい検定資格ですが、現在の第3次AIブームも相まって注目を浴びている資格のようです。
もう一つ「E検定」というものもあり、こちらは“ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を有しているか確認するための試験”みたいです。なので、G検定はビジネスパーソン向け、E検定はエンジニア向けの検定として、2段階のレベルに分かれているようです。
その他
- 年3回の頻度で開催されている。受験費用は1万3200円(税込み)とちょっと高め
- 合格率は60-70%あたりで難易度は低め
- 試験はオンライン受験のみで、ピアソンの自宅受験とは異なり試験中のビデオ監視もなく、なんと試験中にカンニングしてもOK
どう取得したか
経緯や動機
デジタルについて、特にテクノロジーについての知識・経験が少ないので、まずはを“深く”より”幅広く”学びたかった。デジタルの世界にはどんな山があるのだろうか、いきなり登るのではなく、まずは山を見つけるところからスタートしている最中で、IT関連の比較的簡単な資格を取り漁っていた。
最近AIという言葉をよく聞くようになり、一度AIについてを勉強してみたかった
事前知識
- AIとは、人間の脳と同じで、五感=データでINPUTを集めて、脳=アルゴリズムでに解決してOUTPUTにするイメージ
- ディープラーニング・機械学習・AIの違いを全く説明できない
- 応用情報技術者試験の勉強で少しだけAIを学んだ気がする
勉強時間(試験対策)
- 15時間くらい
勉強方法
公式テキスト(通称:白本)を一周読んだ (深層学習教科書ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)公式テキスト第2版)
問題集(通称:黒本)を2周解いた (徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第2版 徹底攻略シリーズ)
ネットでG検定カンペ記事を乱読(試験中に使えそうな記事を3つ選定)
試験本番
- 試験本番はPC2台で挑みました(試験用、ググる用)
- 試験の問題数は200問弱で、時間切れにならないよう最初の100問は調べたりせず、わからない問題&ググったりすれば解けそうな問題だけをフラグ(多分20問くらい)
- 100問が解き終わった時点でだいたい40分が経過しており、残りの100問はググりながら解いていく戦法に変更
- 残り100問を解くのに調べる時間が長くなってしまい、すべての解答が終わった時点で残り15分弱
- 残りの時間で前半100問のフラグを付けた問題をググりながら解答を修正
- ただ全て終わらず時間切れ、、
受験結果
- 分野別正解率を平均すると約75%で、結果は合格でした
- おそらく60%〜65%あたりが合格ラインだと思います
感想
- とにかく時間との戦いでした
- ググる時間はほとんど無かったですが、ググっていなかったら不合格だったかもしれないです、、笑
- 白本と黒本の勉強だけでは30〜40%程度しか自信を持って解答できる問題はなかったと思います
- 噂通り、黒本と本番の問題レベルはかなり違う印象でした
- ググっても正解がわからない問題、時間がかかる問題もかなり多かったので、諦めることもかなり重要そうです
- 試験前にカンペ用記事を準備しておくとかなり時間削減になりました
- AIについての基礎知識はこの資格の勉強を通じて必要十分量は習得できたと思います
- ただこれ以上AIを深く勉強したいとは全く思いませんでした、、笑