非ITエンジニアが、3大クラウドの認定資格を制覇しました
はじめに
非ITエンジニアの私ですが、3大クラウドサービスであるAWS・Asure・GCP全ての認定資格に合格することができましたので、本記事で主に勉強方法等を紹介したいと思います。
何を合格したか
下記の3つの認定資格に合格することができました。
バレバレかもしれませんが、3大クラウドサービスそれぞれの認定資格のうち、すべて初級レベルの(1番簡単な)資格に合格することができました。
中級者向けのアソシエイトレベル、上級者向けのプロフェッショナルレベルの資格は何も合格していません。笑
どう勉強したか
AWS Certified Cloud Practitionerの合格体験記は別記事にありますので、Azure FundamentalsとGoogle Cloud Digital Leaderについてを紹介いたします。
事前知識
Azure Fundamentals
- 勉強時間
- 15時間くらい
- 勉強方法
3. Udemyの模擬試験問題集で2周
- 結果
- 正解率は約8割ちょっとで合格でした。初めて聞くサービス名も多く出題されたりし、問題集やUdemyの模擬試験より難しかった印象です。
GCP Cloud Digital Leader
3. 「図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書」を繰り返し読んだ
4. Udemyの模擬試験3回分を2周
- 結果
- 正解率は分かりませんが、おそらくギリギリで合格したと思います。Udemyの模擬試験は日本語がおかしすぎてほとんど使い物にならなかったですが、難易度は同じくらいだと思いました。
取得してみてどうだったか
3大クラウドサービスの初級レベルの資格の難易度比較
- 感覚としては下記添付の海外の記事と同じくらいでした。AWS Cloud Practitionerと比べると、Azure Fundamentalsの方が若干難しかった印象で、Google Cloud Digital Leaderは同じ初級レベルとは思えないくらい難易度が高かったと感じました。
- AWS Cloud PractitionerとAzure Fundamentalsは、クラウドの基本知識と、各クラウドサービスの特徴を押さえておけば何とかなりましたが、Google Cloud Digital Leaderはシナリオに沿って最適とされるデジタル戦略的な提案を選択する問題がほとんどになるので、クラウドサービス自体についてを深く理解する必要があったり、GCPサービス以外のITサービスに関する知識も多く必要とする問題も多くありました。
- また、Google Digital Leaderは最近日本語版対応した試験なので学習コンテンツが整っておらず、Udemyにある模擬問題集も下手に日本語訳されたものしかなく、かなり勉強がストレスフルでした。
3大クラウドサービス全てを勉強してみて
- 初級レベルしか取得していませんが、クラウドに関する基礎知識はさすがにある程度は習得することができ、クラウドに対する苦手意識は無くなったと思います。
- AWS Cloud Practitionerを取得した後に、AWSと比較しながらAzureとGCPを学んでいったことで、全体的に少しずつ理解を深めることができたと思います。
- また、GCPの勉強は、GCPでアカウントを作って実際にインスタンスを起動したり、LAMP環境を構築してみたり、ハンズオンで勉強したこともクラウドサービスを理解する上でかなり有効だったと思います。
- 全体を通して、どのクラウドサービスも根本にある技術的な思想はほとんど同じだと知ることが出来た一方で、クラウドサービス毎の違いも意外と結構多くあり、強みや特徴が異なっていることも学ぶことができたと思います。
おわりに
Google Cloud Digital Leaderは最近日本語対応されたこともあり、3大クラウドサービスの初級レベルの資格だけを全て取得している人は日本にはほぼいない気がしますので、私のような非ITエンジニアの方で資格取得を通してクラウドを勉強してみたいけど、なにから勉強すればよいかわからない方などに少しでも参考になれば幸いです。
まぁ結論から言うと、ITエンジニアでない方はAWS Certified Cloud Practitionerだけで基本的には必要十分な気がします。加えて、初級レベルだけじゃ物足りなかった方は、SAAなどAWSの中級レベルを目指したほうが一般的には良いかもしれないです。笑