駆け出しのプロダクトマネージャーが、約2年間で計15個の資格を取得した本当のワケ
はじめに
こんにちは。
大手メーカ系企業でエンドユーザー向けWebアプリケーションのプロダクトマネージャーをしているtkchyです。
比較的難易度の高くない資格が多いですが、約2年間で計15個と、短期間で多くの資格を取得することが出来ました。 ついては、なにを取得したかを簡単に紹介させていただき、なぜ多くの資格を取得したのかをメインで書いてみようと思います。
なにを取得したか
IT全般
セキュリティ系
- 情報セキュリティマネジメント試験
クラウドサービス系
スクラム開発系
- Certified Scrum Product Owner
UML系
- UMTP L1
- UMTP L2
kintone系
- kintone Certified Associate
- kintone Certified App Design SP
AI系
- G検定
プロジェクトマネジメント系
- PMP(Project Management Professional)
- プロジェクトマネージャ試験
サービスマネジメント系
- ITIL 4 Foundation
電気系
- 第三種電気主任技術者
- ※IT業界に入る前に取得。前職がエンジンや発電装置メーカの技術職だったこともあり。
なぜ多くの資格を取得したのか
資格を取得する理由や目的はたくさんあると思います。一般的な回答はChatGPTにお任せするとして、今回は、自身経験を踏まえて、資格取得の内発的動機(モチベーション)になっていたことを振り返って共有してみたいと思います。
①ITの世界とその広さを知るため
- 2年前の私はIT未経験&IT知識ゼロでありながらIT業界に飛び込み、ゼロからのスタートでした。
- サーバー?ブラウザ?クラウド?データベース?ネットワーク?といった超初歩的なIT用語も全く理解出来ておらず、周りが何も見えない真っ暗闇な世界にいるかのような恐怖感を当時はずっと抱いていました。
- 業務に役立つかどうかはわからないけど、まずはITを浅く広く学んでITの世界の全体像を把握したい。特に資格だと体系的に学べて、視界が晴れてくるはず、と目の前の圧倒的恐怖感をとにかく軽減したかったことが初期の一番のモチベーションだったと思います。
②自分がこれから登る山を見つけるため
- ハイキングをするかのように、比較的簡単な資格を幅広く取得してみると、少しずつITの世界がひらけてきて、そこにはたくさんの多種多様な山々があることが分かってきました。
- すると、自分がこれから登るべき山はどれなのか?、登りたい山はあるのか?、と、今後自分が挑戦したいこと、成し遂げたいこと、楽しめそうな道を探すことに徐々にモチベーションは変わっていきました。
- 面白そうな山を見つけたら、2~3合目あたりまで登ってみて、その山の高さを確かめにいくかのように、資格を活用しながら学ぶようになっていました。
- 最近は次第に、資格やITの勉強に限らず、読書をしたり、ブログをみたり、カンファレンスに出席したり、さらには心理学を学んでみたり、目星をつけた山を登るために最適そうな手段を見極めた上で学ぶようになりました。
- ただ、最近感じつつあることは、自分の登るべき山はそこかしこに無限にある、ということで、自分が登るべき山は一つではなく、山登りの旅に終わりは無いのかもしれないなぁと思っています。
終わりに
最後まで読んでいただき有難うございました。
「これを学んで何に役立つのか?」「資格を取得して業務に役立つのか?」と思う方もいるかもしれません。確かにその通りで、役立たないことばかりかもしれません。
ただ、学びの始点においては自分が何をしたいのか、何になりたいのかはわからない。学んだあとに、事後的・回顧的にしか自分がしたことの意味はわからない。ということをこの2年間で多くの資格を取得してみて学んだことの一つでもあります。
学ぶ理由や学ばない理由を探すのではなく、とりあえず学んでみる。という姿勢で、終わりなき山登りの旅を今後もし続けていきたいと思います。