非ITエンジニアの私ですが、AWS認定Cloud Practitionerに合格しました。
はじめに
非ITエンジニアの私ですが、昨年の12月に畑違いの部署からDX部門に異動してから約7ヶ月間で、ITエンジニアリング資格を4つ取得することができましたので、なにを取得したか、どう取得したかについてを書いていきたいと思います。
今回は3つ目で、“AWS認定Cloud Practitioner”についての合格体験記編になります。
どんな資格か
AWS認定は、Amazon Web Serviceと呼ばれるアマゾンが提供しているクラウドサービスに関する知識とスキルを認定している民間資格です。AWS認定には合計12種類の資格があり、AWS認定Cloud Practitionerは、“AWSクラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できる個人が対象となる試験”で入門・基礎レベルに位置する資格です。
どう取得したか
経緯や動機
私が所属するDX推進Gではクラウド環境を積極的に活用しており、私は主にプロダクトマネージャーとしてITエンジニアと一緒に事業部向けのシステム開発に携わっています。ただ、クラウドに関する基礎知識やAWSの基本的なサービスを知らないことで技術的な議論に参加できないことがこれまで多くありました。
これを少しでも改善するべく、クラウドの体系的な知識を習得することができる+AWSのさわりの部分を学ぶことができる、この資格の取得を目指しました。
事前知識
勉強時間
- 25時間くらい
勉強方法
- ①AWS認定資格テキストをざっと乱読した
- ②AWS公式のオンライン講義を受講した(6時間)
- ③Udemyの問題を解いた(試験4回分を3〜4周)
受験結果
合格基準は1000点中700点以上で、結果は、893点で余裕を持って合格できました。
感想
この資格の勉強を通して、AWSだけではなくクラウドとは何か?を一から学ぶことができましたので、ITエンジニアの方だけではなく、ITを利用する全ての人にオススメできる資格だと感じました。
蛇足ですが、私がこの資格を取得して2週間後に私の妻も取得し、夫婦揃ってAWSクラプラホルダーとなりナウい夫婦になることができました。(笑)
『どうなったらプロジェクトが成功したと言えるのだろうか?』を考えてみる
はじめに
IT系の資格取得に関する記事しか未だ投稿していなかったので、今回はプロダクトマネージーャよりの記事を書いてみたいと思います。
プロダクトマネージャーの仕事を一言で述べるとしたら、「プロダクトを成功させること」に尽きると思います。ただし、私がおよそ7ヶ月間プロダクトマネージャをやってきて、『どうなったらプロジェクトが成功したと言えるのだろうか?』についてを、恥ずかしながら未だ具体化することができていません。これまでを振り返りながら書いてみたいと思います。
プロジェクトの始まり
今年の1月にプロジェクトが始まり、スクラム開発におけるプロダクトオーナーを担当している私ですが、『どうなったらプロジェクトが成功したと言えるのだろうか?』についてをプロダクトマネージャを担当し始めの頃はあまり深く考えていませんでした。実際のところ、プロジェクトの始めに事業部門と一緒に、ユーザーストーリーマッピングで構想するシステムの全体像や機能を洗い出し、ファーストリリースでどこまでの機能が必要かを線引きしていたので、リリース目標である今年10月までにその必要機能の開発が完了して顧客へリリースできる状態になっていれば、プロジェクトは“成功”と言えると思っていました。
前職までのバイアス
私は前職まで産業機械設備(ハードウェア)の開発設計に携わっており、決められた納期までに決められた品質の製品を完成させることに適した開発手法であるウォーターフォール型のプロセスしか知りませんでした。新製品の開発には各ステップで評価会やテストが多くあり、それら全てをクリアした場合に市場投入できるというもので、簡単に言えばそれらの関所を突破して納期通りにリリースすることが出来ればプロジェクトは”大成功”と言っていました。
今思うと、ウォーターフォール開発のプロセスしか携わった経験がなく、システム開発に対して請負開発のイメージが強かった私だったので、最初にそう考えてしまっていたのは仕方がなかったのかなと思います。
そもそも「プロジェクトの成功」と「プロダクトの成功」は一緒なのだろうか?
製造業で置き換えてみると、「新製品の開発プロジェクトの成功」と「新製品の成功」であり、同じことでは?と思っていました。 しかし、よくよく調べてみると、”プロダクト”は”プロジェクト”を内包する概念みたいで、”プロジェクト”とは、ある目的のもと、品質・費用・納期のQCDを管理しながら開始時期と終了時期が定義されています。一方、”プロダクト”にはプロジェクトで必須になる終了時期があらかじめ定められておらず、複数の”プロジェクト”を繰り返しながら”プロダクトの成功”のために価値を提案し続ける、終わりのない活動であるとのこと。
ということは、「プロジェクトの成功」を考える上で、まず「プロダクトの成功」についてを考える必要があるということを知りました。
プロダクトの成功とは?
私が日々のPM業務のなかで教科書としていつも読んでいる“プロジェクトマネジメントのすべて”の中では、プロダクトの成功を定義する3要素として、以下が定義されていました。
ビジョン
ユーザー価値
事業収益
では、私がいま担当しているプロダクトで、3要素それぞれがどこまで具体化できているかを見ていきたいと思います。
(次回へ続く)
kintone認定アプリデザインスペシャリストの勉強メモ(kintone認定アソシエイトの復習)
はじめに
本記事は、kintone認定アプリデザインスペシャリストの資格取得のために、kintone認定アソシエイトの復習をした際、個人的にアソシエイト試験範囲で忘れていた箇所、なかなか覚えれなさそうな箇所をピックアップして勉強メモとしてまとめたものになります。kintone認定アソシエイトやアプリデザインスペシャリストの資格取得を目指されている方に少しでも参考になれば幸いです。
なお、kintone認定アソシエイトやアプリデザインスペシャリストそれぞれの合格体験記は別の記事で書いていますのでそちらを確認いただければと思います。
勉強メモ
アプリの作成と利用
ファイルを読み込んでアプリ作成
レコード内容の書き出しと読み込み
- 書き出し
- テーブル内のフィールドの書き出し可能
- 書き出しを中止できる。
- 書き出し中にレコードの追加編集は可能
- 添付ファイル名の書き出し不可
- 読み込み
- 一括更新のキーにできるフィールド
- レコード番号、文字列(1行)、数値、日付、日時、リンク
- 読み込み中に中止できる。読み込み前の状態に戻る。
- 読み込み中にレコードの追加編集は不可
- テーブル内の更新可能
- 一括更新のキーにできるフィールド
- 書き出し
レコードの絞り込み
- アプリ管理権限を持つユーザーは適用ボタンに加え保存ボタンが表示される
- テーブル内のフィールド、関連レコード一覧フィールド内のフィールドを絞り込み条件に指定できる
アプリ設定
フォームの設定
- 1アプリに500個のフィールドを配置可能
- ラベル
- リンクを貼れる
- 新しいタブで開くかどうかを設定できる(リッチエディターも)
- リンクフィールド及びルックアップ先のリンクフィールは常に別タブ
- ラベルフィールドのアクセス設定できない
- グループ化すればアクセス設定(表示制御)できる
- ラベル内に画像を貼ることができる
- 他のアプリで画像を登録して、その画像をコピーして貼る
- 新しいタブで開くかどうかを設定できる(リッチエディターも)
- リンクを貼れる
- 文字列(1行)
- 最大128文字(重複禁止で64文字)
- 表示形式は指定できない
- 計算フィールド
- 小数点以下の表示桁数:表示上でのみ切り捨て
- チェックボックス:最大128文字、選択肢1000個
- ラジオボタン
- 選択肢1000個
テーブル
- 一覧絞り込みや条件通知はテーブル内のフィールドに対して可能
- テーブル(フィールド)のアクセス権設定はできない
- テーブルのいずれかのフィールドの値が条件を満たせばレコードにアクセス権設定できる
ユーザーや組織を削除してもユーザ選択、組織選択フィールドのデータは残る
- 日付と時刻フィールドは全てのユーザで同じ、日時フィールドはユーザのタイムゾーン
- 関連レコード一覧
- 一覧画面に表示できない
- 検索対象にならない
- ルックアップ
- 関連付けるアプリ
- コピー元のフィールド
- 他のフィールドのコピー
- コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド
プロセス管理
- 1つのステータスに複数の作業者を設定する場合、全員がアクションしたら、1人がアクションしたらを選択できる
- 承認者を自動的に上司にする方法
- cybouzu.com管理の組織/ユーザーの設定からカスタマイズ項目で上司を追加して設定する
- ステータスは書き出し可能。読み込み不可
- 承認者をスキップする場合
- スキップのチェックボックス有無を条件にプロセス移行先を分ける
- ユーザー選択フィールドの有無を条件にプロセス移行先を分ける
条件通知
- 通知対象
- レコード操作本人、閲覧権限のないユーザには通知されない
レコードの条件通知
- ファイル読み込みでレコード登録更新フィールドの値が条件に一致しても通知されない
アプリの条件通知
- レコード追加、編集、読み込み、ステータス更新、コメントを条件に可能
- レコード削除、書き出しは不可
- 以下フールドは設定不可
- 文字列(複数行)
- リッチエディター
- 添付ファイル
- 関連レコード一覧
- レコード追加、編集、読み込み、ステータス更新、コメントを条件に可能
リマインダの条件通知
- 日時、日付、作成日時、更新日時に条件に可能
- 時刻フィールドは不可
- 関連レコードフィールドの値は不可
- テーブル内のフィールドは可能
- 条件は10件
- 日時、日付、作成日時、更新日時に条件に可能
アクセス権
- テーブルに設定は不可
- フィールドの値を条件にしてレコードの設定は可能
- フィールドの値を条件にしてフィールドの設定は不可
- プロセス管理と連携制御可能
- フォームに設置したユーザ選択フィールド、組織選択フィールドに対してアクセス制御可能
その他の設定
- 高度な設定
- レコード変更履歴
- 無効にすると履歴が消される
- コメント有効無効
- 無効にしても履歴は残っている
- レコード再利用機能の有効無効
- 添付ファイルは再利用してもコピーされない
- 添付画像のサムネイル表示有無
- アプリ管理者のレコード一括削除
- 右上「•••」から現在適用されている絞り込み条件で一括削除できるようになる
- 数値の精度指定
- 四捨五入切り捨て切り上げは計算式内で設定する
- 第一四半期の開始月
- レコード変更履歴
- カテゴリー
- 5階層まで設定可能
- 言語ごとの名称
- 日本語、英語、中国語
- レコードのタイトル
- アクション
- 同一アプリ内に作成可能
- レコードの再利用機能に加えて、コピーするフィールドを選択できる
- 添付フィールド、関連レコード一覧は不可
- ゲストスペースはゲストスペースのみ
- 「アクションの利用者」でアクションボタンを表示できるユーザーを制限できる
- アプリアクションに設定しているアプリ/フィールドを削除してもエラーは出ず削除される
- ルックアップ/関連レコードはエラー表示(削除できない)
- 同一アプリ内に作成可能
スペース
スペースの追加
- スペースの作成
- ポータルのスペースリスト「+」ボタンから作成
- kintoneシステム管理:アクセス権で許可されているユーザーのみ(初期設定はすべてのユーザーが可能)
- ポータルの右の「・・・」から作成できる
- はじめから作る
- スペーステンプレートを選択する
- kintoneシステム管理のスペーステンプレートで登録する必要がある
- スペースの設定
- 公開/非公開
- ポータルと複数のスレッドを使用する
- 有効にするとポータルに表示するコンテンツを選択できる
- 一度有効にすると元に戻せれない
- スペースの参加/退会、スレッドのフォロー/フォロー解除
- スペースに参加していないユーザもフォロ可
スペースの各種機能
- お知らせ
- スペース管理者のみ
- スレッド
- スペース参加者は任意のスレッド追加可能
- スレッドアクション
- コメント
- 文字列(複数行)、リッチエディター
- 投稿日時
- 日時、日付
- 投稿者
- ユーザ選択
- URL
- リンク
- コメント
- スペース内アプリ
- Publicグループのみ
- スペース管理者ではなく、アプリの作成権限を持っている人が作成可能(kintoneシステム管理:アクセス権)
- ポータルにもアプリアイコンが表示される
- ピープル
- 組織間のアクセス権の設定を有効にした場合、同じ最上位組織のユーザーのみ
- 関連リンク
- スペース内アプリのリンクと他のスペースのリンク
- 一般Webサイトやアプリのグラフのリンクは不可
- スペース内アプリのリンクと他のスペースのリンク
ゲストスペース
- ゲストスペースの作成:kintoneシステム管理のアクセス権
- 同じゲストスペース内のアプリだけ再利用可能
- IPアドレス制限は関係なし
- スレッドアクションを使用できない
- スペースのカバー画像の最大容量:5MB
- ゲストスペース内のアプリで組織やグループの設定はできない
kintoneシステム管理
- アプリ
- アプリテンプレートここから作成できる
- 異なるドメインに移行できる
- アプリテンプレートここから作成できる
- スペース
- スペーステンプレートここから作成できない
- スレッドのアクション
- スレッドの投稿内容の下に表示される「アクション」ボタンから作成できる
- ゲストスペースでは使えない
- ゲストユーザ
- 権限
- アクセス権
- アプリの作成
- 初期設定はすべてのユーザーに権限付与されている
- スペースの作成
- 初期設定はすべてのユーザーに権限付与されている
- ゲストスペースの作成
- 初期設定はすべてのcybozu.com共通管理者に権限付与されている
- システムの管理
- kintoneシステム管理者に設定できる
- アプリの作成
- アプリグループ
- 複数のアプリのアクセス権を一括で管理するためのもの
- アプリグループで設定したアクセス権はアプリで設定したアクセス権より優先される
- アプリグループ(部署)単位でのアクセス権制御
- アクセス権
- カスタマイズ
- その他
cybouzu.com共通管理
組織/ユーザ
サービスの利用ユーザ
- 役職
- グループ(ロール)
- プロジェクトなど、組織とは別の階層や集合をグループとして登録できる
- 静的グループ
- ユーザを指定してグループを構成する場合に使用
- 動的グループ
- 役職を指定したり、複数の組織で1つのグループを構成したりする場合に使用
- 静的グループ
- プロジェクトなど、組織とは別の階層や集合をグループとして登録できる
- 一括操作
- ユーザ、利用サービス、組織、所属組織、役職、グループをCSVファイルに書き出し、読み込み、削除可能
- 管理者の設定
- cybozu.com共通管理者を選択できる
- 組織の事前設定
- CSVファイルを使用した一括操作は不可
- 組織間のアクセス権
- カスタマイズ
セキュリティ
- ログイン
- パスワード複雑度、有効期限、セッション(有効期間)、アカウントロック(回数/時間)など
- 2要素認証
- 管理者が有効にした場合、ユーザーが利用するか決めれる(アカウント設定から)
- TOTPアプリをインストールする必要がある(確認コード)
- 「組織/ユーザー」からユーザー単位で有効無効切り替えができる
- セキュアアクセス(有償)
- 利用できる端末を設定できる
- 設定方法
- 「組織/ユーザー」からユーザーにセキュアアクセスを設定し、「サービスの利用ユーザー」からセキュアアクセス利用ユーザーを設定。その後、クライアント証明書を発行できる
- 端末を紛失した場合
- 管理者がユーザーのパスワードを変更する。その後、クライアント証明書を無効にして再発行
- クライアント証明書は一度無効にしたらもとに戻せれない
- 管理者がユーザーのパスワードを変更する。その後、クライアント証明書を無効にして再発行
- アクセス制限
- ログイン
監査ログ
- システムメール
- ローカライズ
- 外部連携
サイボウズドットコムストア
- サブドメインを変更可能
各種機能
- ポータル
- ピープル以外は個別に表示制御できる
- お知らせ
- 通知
- 未処理
- スペース
- アプリ
検索
- 全体検索
- レコード:コメント、文字列フィールド、リッチエディタ
- スペース:本文、コメント
- ピープル:コメント、メッセージ
- 添付ファイル:ファイル名、内容
- 限定検索
- 指定できる検索キーワード10個まで
- 検索できるファイルサイズ50MB、先頭から1MB
- 全体検索
通知
- 70日間
- 後で読むをつけた通知はいつまでもOK
- 自分宛の通知
- アプリの条件通知は自分宛にならない
- 70日間
モバイル版の制限
運用上のトラブルシューティング
- ユーザーがパスワードを忘れた場合
- cybouzu.com共通管理者が組織/ユーザーからパスワード変更(新規生成)しユーザーへメール配信可能
- ユーザーがパスワードを忘れた場合
非ITエンジニアの私ですが、kintone認定アプリデザインスペシャリストに合格しました。
はじめに
非ITエンジニアの私ですが、昨年の12月に畑違いの部署からDX部門に異動してから約7ヶ月間で、ITエンジニアリング資格を4つ取得することができましたので、なにを取得したか、どう取得したかについてを書いていきたいと思います。
今回は2つ目で、前回の記事で書いたkintone認定アソシエイトの上位レベルである“kintone認定アプリデザインスペシャリスト”についての合格体験記編になります。
どんな資格か
kintone認定アソシエイトの上位資格には、ビジネススキルとして”kintone認定アプリデザインスペシャリスト”、開発スキルとして”kintone認定カスタマイズスペシャリスト”の二種類があります。どちらもアソシエイトに合格していないと受験できません。kintone認定アプリデザインスペシャリストの方は、業務改善が必要とされる実践的なシナリオに対してkintone機能を適切に選択し構築できるスキルがあることを認定する資格です。
どう取得したか
経緯や動機
kintone認定アソシエイトの勉強でkintoneの取扱説明書の部分は理解することができましたが、アソシエイトを取得後はkintoneの開発や運用を担当するチームに所属していなかったので、kintoneでの業務ハックスキルを磨けていない状況でした。業務ハックとは、業務改善とシステム化を合わせて繰り返すことを言い、kintoneはまさに業務ハックに適しているツールと言われています。
この業務ハックは、現場でいま一番必要とされているものと前職で痛感していたので、自分が業務ハックを推進できる人材にならねばという思いもあり、kintone認定の上位の資格に挑戦してみました。
事前知識
- kintone認定アソシエイトを取得している - ただ、取得してから半年近く経っておりAssociateで勉強したことをかなり忘れている
- 業務としてkintoneで2〜3個の簡易アプリを作った(フォーム作成とプロセス管理機能くらい)
- kintoneの運用経験はない
勉強時間
- 30時間くらい
勉強方法
- "kintone認定アソシエイト試験対策テキスト第2版"を復習がてらに練習問題を2周した(約8時間)
- kintoneを触りながらkintoneヘルプやFAQを読み込んだ(約15時間)
- YouTubeでkintoneでアプリを開発する動画を乱閲した(約7時間)
受験結果
合格基準は正解率60%以上で、結果は、62%で超効率よく合格できました(笑)
資格取得を通した感想
この資格は、参考書(テキスト)がなく、どう勉強すれば良いか全く分からないという点が、kintoneでの開発運用経験が少ない私にはかなり難しい資格でした。ただ、他の会社の方がkintoneをどう使ってどう業務を改善しているかYouTubeやネットの記事にもたくさんあり、それらを乱読しながら情報収集して勉強をしたので、かなり実践的な知識やスキルを習得することができたと思います。
資格取得を目指されている方へ
- kintoneにどういう機能があるか、どんな制約があるか等、kintone認定アソシエイトに試験範囲である取扱説明書の部分をしっかり記憶していると自然と選択肢が消去法で絞ることができると思います。そもそもkintoneにそんな機能ない、という選択肢が多かったです。ただ、複数選択の問題も多いのでそこが辛い試験でした。
- kintoneヘルプのトラブルシューティングやFAQの記事とよく似た問題が多く出題されたので、そこの記事は特に読み込んでおく必要があると思います。
- 本番の試験はもはや時間との闘いです。設定文(シナリオ)は一切読まずに問題文と選択肢だけを読み、必要に応じて設定文から情報を拾う戦法で挑みました。この先方でも結局5分程度しか時間が残りませんでしたが、選択肢を選ぶ上でほとんど設定文は読まなくても問題ありませんでした。
終わりに
現時点(2021年7月)では、kintone認定アプリデザインスペシャリストの上位レベルである”kintone認定カイゼンマネジメントエキスパート”はリリースされておらず受験することはできません。もちろんリリースされたら人柱になる覚悟ではありますが、昨年からリリースが延期されているようなのであまり期待はしていません。
JavaScript??? API???の非ITエンジニアの私ですが、kintone認定の開発スキルとしてのカスタマイズスペシャリストも興味があるので、探りながら学習していきたいと思っております。
非ITエンジニアの私ですが、kintone認定アソシエイトに合格しました。
はじめに
非ITエンジニアの私ですが、昨年の12月にDX部門に異動してから約7ヶ月間で、ITエンジニアリング資格を4つ取得することができましたので、なにを取得したか、どう取得したかについてを書いていきたいと思います。
今回は、DX部門に異動して一番最初に取得することができた“kintone認定アソシエイト”についての合格体験記編になります。
どんな資格か
kintone認定は、サイボウズ株式会社が提供している業務アプリ構築クラウドサービスである、kintoneを活用した業務の効率化や改善、チームワーク向上のスキルを認定する民間資格です。 kintone認定には、専門分野やスキルレベルによって、下図の通り4段階6種類に分かれており、レベル順に次の上位資格を取得していくことが可能です。この認定資格の入口となるのがkintone認定アソシエイトであり、kintoneの機能や設定方法に関する体系的な知識を持ち、kintoneを活用した業務改善スキルがあることを証明する資格です。
どう取得したか
経緯や動機
私が所属するDX部門では、kintoneを活用して、顧客や従業員のエンゲージメント向上に取り組んでいます。この資格は、DX部門へ異動初日に上司から、IT経験ゼロの私はまずkintoneの学習をするよう言い渡され、この資格の取得を目指しました。
事前知識
- DX部門に異動して初めてkintoneを触る
- ノーコード開発ツールなど、その他SaaSでの開発経験はない
勉強時間
35時間くらい
勉強方法
- "はじめてのkintone 現場のための業務ハック入門"をまず読んだ(3時間)
- "kintoneファーストガイド"に沿ってkintoneを触ってみた(5.5時間)
- "kintone認定アソシエイト試験対策テキスト第2版"の練習問題138問を5周した(20時間)
- kintoneを触りながらkintoneヘルプで理解を深めた(6.5時間)
受験結果
合格基準は正解率70%以上で、結果は、76%でなんとか合格できました。
感想
職場の非ITエンジニアの先輩が入社2ヶ月でこの資格に合格された噂を聞いていたので、私も2ヶ月以内に合格せねばと、年末年始の休みを返上して勉強をしていました。その成果もあり、なんとか私も異動後2ヶ月以内で取得することができました。
この資格は、kintoneにどんな機能があるか、どういう制約があるかを問われる問題が多く出題され、kintoneの取扱説明書の部分を幅広く学ぶことが出来ますので、kintoneで開発や運用を担当されている方だけではなく、kintoneを利用している方やkintoneの導入を検討されている方にもオススメです。
駆け出しプロダクトマネージャーがブログを始めようと思います。
はじめまして。駆け出しプロダクトマネージャーのEighty Papaと申します。
現在、重厚長大な製造メーカのDX部門にて、新米プロダクトマネージャーとして事業部向けのシステム開発に取り組んでおります。
職場の同僚から、ブログを始めてみては?と軽くブロハラを受けたこともあり、駆け出しプロダクトマネージャーとしてのブログを始めてみようと思いました。
私は、大学まで情報系とは全く関係のない物理工学を専攻。 新卒で現在の会社に入社して昨年の12月までの5年間は、発電設備の開発製造を行う事業部の品質保証部門に所属。 主に生産トラブル対応や市場クレーム対応、所内工作部門やサプライヤの品質工程監査や品質改善活動等を一担当として行っていました。
そんな訳で、IT業界の知識ゼロ、ITテクノロジーの知識ゼロ、プロジェクトマネージャーの業務経験ゼロ、と三拍子揃った私がプロダクトマネージャーとして日々奮闘していますので、
- どんなことをして、どう感じたか
- 何に苦戦して、何がうまく行ったか
- どう勉強して、どんな資格を取得したか
あたりを緩い感じで書いていければと思っています。 よろしくお願いいたします。